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いつもどこかで朝が…
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蚊にモテモテ、そして一生分のヤギ肉。
ケニアで結婚式に出席してきました。
首都のナイロビかと思いきや、新郎の出身地のエルドレットというところ。
遠い。ナイロビから国内線で45分もかからなかったけど、
ほぼ丸一日飛行機に乗ってケニアに入った後、
4時間も待ってさらに国内線に乗ったのはしんどかった。
でもまあ、代わりに車で5、6時間、というのよりはマシか…。

新郎はカレンジン族、新婦はキクユ族。
それぞれ違うしきたりで結婚式は行われる。
多くの場合、違う部族同士で結婚はあんまりない。
けど、彼女たちの出会いはオーストラリアで。
うちも留学時代に新婦の女の子と友だちになった。
もう15年も前のこと。

ということで違う部族同士の結婚。
しかも数年前に選挙で揉めに揉めた部族同士。
二人の結婚の話を聞く人聞く人みんな、一瞬ひかれた、とか。
おまけに、しきたりが違うので、お互いの家族が結構戸惑い
いちいちイライラしはったらしい。
日本でいう結納的なもの(ケニアでは牛を送る。昆布とかじゃなく)
もあり、でもそれぞれやり方が違うそうな。
聞いたけどもう忘れた。すみません。

結婚式は丸一日。
朝10時から、と言われてちゃんと(?)浴衣を着て
10時には教会に。
でも、アフリカで時間通りに物事が進むのは珍しく、
案の定、11時半くらいまで待ってやっと開始。
ほとんど、スワヒリ語だったので、何が起こっているのか
分かりません。
でもとにかくお祈りと歌がたくさん。
プログラムに歌詞は書いてあったけど、
全然違う歌、歌っとうし。
新婦の友人は、歌だけはこだわりたかったのに!
打ち合わせた歌を全く歌ってくれなかった!
と後に大変おかんむりでした(というか式の間も腕くんじゃって怒ってた)。
気の毒。
2時間くらい歌って祈って、ながーい、ながーいお式が
終わりに近づき、やっとお昼にありつけるか、
と思いきや、プログラムには載ってなかったスピーチが始まる。
おいおいおいおい、と思ったら、なんと急に立たされた!
日本からわざわざ来た人って。
ほんで喋れって!
え!!!聞いてへんよ!!!なんも用意してへんし!!!
断れる状況でもなく、すごすごと前に出ていったら、
バーーーーンとすごい人、人、人。
頭真っ白よ。
でも必死の思いで、おめでとうございます、出席できて嬉しいです、
末永くお幸せにね、と言ったら、意外に受けた。
しばらく心臓バクバクしてましたが、ま、まあ、お役目果たせたかな。

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式の後は、披露宴。
教会の外で屋外披露宴。
500人のお客さんを全員食べさせるのは大変。
ビュッフェは長蛇の列。
やっとありついても、写真を撮りにいった新郎新婦は戻ってこず、
ずっと浴衣のまま座ってるのもしんどいので、散歩に出る。
そしたら新郎新婦戻ってきた。
でも会場に入るのに、歌え踊れの大騒ぎ。
楽しいんだけど、もうエネルギー切れよー、そろそろ。
その後延々と、両家のご紹介(それぞれの部族でこれまたしきたり
が違うらしく、戸惑いの嵐)とスピーチ(長い…超長かった)。
相当疲れてもうバタンキュウしそう。
オーストラリアから来てた男の子と、もう無理やんねーと
言い合ってたら、二次会に強制参加ですよ。
ケニア人の友人が、そんな遠くから来てて、二次会参加せーへんなんて
ありえへん!(注:友人は関西弁ではない)と。
でも21時からですよ。しんどいっちゅうねん。
しかもめっちゃ蚊に喰われとうし、すでに。
もともと蚊にはモテモテですが、喰われる数もハンパなく、
しかも喰われた痕がデッカイ。かゆい!
この辺マラリア多いし。
そうそう、アフリカは結構感染症がまだたくさんあるところ。
予防接種も4本打ち、マラリア予防薬も買っていき、
たぶんそれだけで7万円くらいかかった気が…。
日本やから高いってのもあるでしょうけど、いくら予防が
大事やからって、こんなに高かったら、アフリカの貧しい人たち
は予防できひん。これは、仕事的にもまだまだやること多いなって
改めて実感。

そんな一休みを入れつつ、二次会会場でもひたすら待つ。
食事が出たのは23時ごろか。
食事終わったらひたすら踊る、と。
うちは午前1時には帰ったものの、一番遅くまでいたんは5時半とか。
エネルギーありすぎでしょう。
でも、まあ、お食事はヤギ肉なんですよ。
しかも美味しいのです。においもしない。だから食べちゃうのです。
毎日そんなにお肉ばっかり食べてたら、そんなエネルギーも
あるでしょうな。
しかし、あんまりお肉を食べへんうちには、美味しくても
もうこれ以上入らへんっちゅうくらい、ヤギばっかり食べた。
もう、ええわ。

でも最後は、ビバ・アフリカ!である。
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とにかくなんのてらいもなく、心ゆくまで踊りあかすアフリカの夜。
日は暮れても、人々の心は明るいまま、新しい一日が始まる。
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by joi-mako | 2012-02-23 18:13 | Comments(2)