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いつもどこかで朝が…
せっけんがお好き!?
しばらく更新を休んどう間、一度日本に帰国して、またシニャンガにやってきました。
ということで種々雑多な小話披露。


洗濯物を食む牛たち

うちの運転手さんが、ある日しわくちゃのTシャツを着てきてた。まるで気づかへんかったけど、別のスタッフは早速気づき、「牛が洗濯物食べちゃったわけ?アハハー」と自分のジョークに大ウケ。
しかし、ポイントが田舎ならでは過ぎて、うちにはそれのどこがジョークなのか分からん…。
ジョークの後のあるまじき質問として、どういうことなのか尋ねた私に、スタッフは、田舎では洗濯物を干す場所を間違えてウシの届くようなところに干すと、洗濯物に含まれたせっけんの味が好きなのか、ウシが洗濯物をチュバチュバしてしまうのだと説明。
ウシがせっけん好き!?
そしてそれをチュバチュバする!?
真偽のほどはようわからへんけど、
ぜひ一生に一度は見てみたい光景。
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雨の香り

3月後半くらいから雨があがって今もずーっと乾季。
皮膚がパキッて言いそうなくらい、乾燥もハンパない。
タンザニアも広い国(日本の国土の2.5倍)なので、いろんなところがあるけれど、
ここシニャンガは、乾季には真っ茶色。
見渡す限り土の世界。
毎日掃除してもしてもうっすら積もる砂埃。
オフィスは十字路の角っこにあるため、
窓を開け放してると(ほとんどいつもその状態)盛大に砂が入り込む。
ちょっと油断すると机に置いてた書類も砂だらけ。
取り除くために雑巾で拭くとふにゃふにゃに…。
とか思ってたら、珍しく曇りがちになり、
雨の香りが漂ってきて
なんと雨季なみの大雨と雷。
気候変動の影響か?
だとしたらただ喜んでいられるわけでもないけど、
乾季の間の一服として
嬉しすぎて、何度も外に出て眺めてた(わざわざ濡れに出たわけではありません。ちゃんと屋根の下におりました)。
雨が打つ土の匂いも芳しい。
あーやっぱり恵みの雨って素晴らしい。
雨の後の世界は、心打たれるほど美しいから。


不滅の恋

オフィス周辺に住んでる鶏一家のお父さんに夢中になってからもうすぐ2年。
最近はホロホロチョウご一家もお住まいに(お子たちが11羽もいる)。
ここでは「カンガ」と呼ぶらしい。タンザニアにある布と同じ名前だ。
黒地に白い斑点が、ガラガラしてるからかな。
しばらく前の日本への一時帰国中、同僚が持ってた鳩三郎(鳩サブレを模した携帯ストラップ)を眺めて、これどうしたの?どこで買ったの?と質問攻めにしていたら、前任者に、
「鳥、好きだよねーーーー・・・」とちょっと呆れられた。
それまでそんなこと意識したこともない。
だってここで鳩見ても、日本の鳩より細いな、くらいしか思わへんし。
のしのし道端を歩いてるでっかい猛禽類も怖いし。
鳥飼ってたこともないしインコ欲しいと思ったこともない。
でも今朝、通勤路にある学校周辺の空き地に
ホロホロチョウの大群を発見し、思わず乗り出しそうになった私。
追いかけたい衝動に駆られてでもぐっと抑えた。
そして朝から奇声を発するホロホロチョウのお昼寝タイムに一歩ずつ距離を縮めて写真を撮ってみたりする。一体何の恋なのだ。
でもいくら見てても飽きないのです。

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スワヒリ語豆知識: 鳥はスワヒリ語で「ンデゲ」という。
飛行機も「ンデゲ」。
なので、出張で来る同僚を空港まで迎えに行ってもらう際、うちの運転手さんには「ンデゲ、何時に着くからよろしく」と言う。いちいち、鳥と同じだ、と思って笑えてくる。

つづく!
by joi-mako | 2014-08-23 01:22 | Comments(0)
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