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いつもどこかで朝が…
スモール コイン イズ ビューティフル
この国では、なのかシニャンガだけ、なのか分からへんけど、
ここでは細かいお金を入手するのがものすごく困難。
1500~1600シリングが1ドルくらい。
1000シリングや500シリングまでは紙幣もあるにはあるけれど、
銀行にいっても時々ないと言われる。
コインでしか存在せえへん200シリング、100シリング、50シリングにいたっては、
お目見えするのが相当珍しい。
一桁台なんぞ、リアルなお金では見たことがない。
たまに税金とかかかってハンパな一桁台とか出たとしても、銀行口座記録上でしか存在せん。

でもチャパティ一枚300シリング。
焼きメイズ一本300シリング。
サモサひとつ500シリング。
ダラダラ(チャリタク)初乗り300シリング。
一リットル2,278シリングのガソリン、35.842リットル分…
どうやって払えっちゅうねん?
私のもっているのはほとんど1万シリング紙幣か5000シリング紙幣。
たまに2000シリング舞い込んでくるくらい。
可能な限り小さいお金を出したところで、
おつりないねんけど・・・と言われる。

「おつりないねんけど」というセリフ自体、日本人には理解不能。
自分でその値段設定したのに、なんで小銭を用意せえへん(まあ、慢性的に小銭不足)?
そもそも小銭がないのになんでその値段設定(一人だけ高くしたら売れへんから)??

さて、実際どう対処するかというと、
1.おつりない分、さらに物を買う
2.貸しにしといて、いつの日か返してもらう(明日返すわーという言葉は大抵信じてはいけない)
3.たとえ値段に満たなくても、自分が持ってる可能な限り小さい額のお金を渡して、借りにしといてもらう(300シリングのところ、200シリング出して100シリングは後で返す)
4.出すお金を少々上乗せして、大きい額でおつりをもらう(例えば4500シリングのものを買って5000シリング紙幣を出しておつりがないと言われたら、さらに500シリングだして、1000シリングのおつりをもらう)
5.ガソリン代の場合、端数は切り捨てにしてもらって領収書をもらう(どちらにしろ端数分は現金のやり取りもしない。が、この「切り捨て」コンセプト、なかなか分かってもらえない(T T))
6.大きな金額であれば、小切手で支払う(お金が銀行口座間のやり取りになるので小銭そのものは必要なくなる)
7.返してもらうまで追いかける(物理的に追いかけるわけではない)

個人の支出ならばまだ良い。しょうがないか、チップと思えば、くらいで済む。
でも、プロジェクト費用からの支出でそれをされるとほんまに困る。
7.はなるべくしたくないけれど、でもちゃんと返してもらうまで、あと○○シリング貸してるからね、と言い続ける。
この私の行動、タンザニア人にとっては、そんなはした金に目くじらたてて!とかなり滑稽なようである。
でも日本では、一日の収支が一円でも違ったら経理は帰られへん、ということを時々ここの人に言ってみたくなる。
一円を笑うものは一円に泣く、とスワヒリ語に訳してみたくなる。

こんな状態なので、たまーに小銭を手に入れると、使いたくなくてなるべく貯めておきたい。
でも必要な場面はすぐにやってくる。じゃあメイズとか買うなよって言わないでね…。
お昼ご飯を食べてたところでたまたま500シリングのおつりをコインでもらったら、そこのオーナーが、もしさらに500シリング紙幣もってたら、1000シリング紙幣あげるからそのコインプラス500シリング紙幣をくれ、と言った。
その気持ちはよく分かる。小銭の音を聞くと反応してしまう(両替してって言いたくなるけど実際にはそんなことしてる暇ないのでやらない)。
かごにタバコを入れて売り歩いてる行商のおにいちゃんたちは、小銭を片手にもって、ジャラジャラ音をさせながら練り歩く。多分、それがタバコ売ってまっせ、の音なんだと思う。お金の音に反応するなんて、はしたないと思っていた。でも最近、100万シリングの札束よりも、あのジャラジャラが貴重なものに思えてしまう。
そのうち、「そんなはした金」と思われているコインに、プレミアがつくんじゃないだろうか。
シューマッハもそう思うに違いない。
いや、さすがにないか、それは。
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小金持ち。フフフ。
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by joi-mako | 2014-04-15 15:41 | Comments(2)
Commented by happy at 2014-05-07 01:04 x
makoさんはじめまして。タンザニア私もついこの間まで住んでました。悪名?高きカリアコーエリアに。ローカルが住んでるアパートに住んで現地の生活を楽しんでました。危ない危ないっていわれてるけど、住めば都。毎日カリアコーの野菜売り場をうろついてました。200shや100shははソコでお買い物するとたくさん手元に回ってきます。汚いのが多いけど・・・。あー、人なつこくて好奇心旺盛なタンザニアンが懐かしい。今年中にまた行けるといいな。雨季はそろそろ終わるかな?タンザニアライフ楽しんでくださいね!
Commented by mako at 2014-05-12 03:30 x
happyさん、コメントありがとうございます!カリアコーエリアにお住まいだったんですね!それは強者!と言っても私はそこまで足を延ばしたことないのですが…。タンザニア人もあそこを歩くときは財布は持たない、と言っていたのでよほど危ないのかと思ってました。でもあの辺で買い物すれば小銭が手に入るのですねー。うらやましい。
シニャンガは雨季が終わってしまいました。砂の季節です。ダルはこの間もまだ雨が降っていると聞きました。結構な被害が出たとか。
ひとまず今回の派遣はあと3週間なので残りを楽しみたいと思います~。
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